ブレイクタイム。

珈琲でも飲みながら

先手必勝、後手必勝

将棋やオセロ、チェスなどのいわゆる手番型ゲームを考える。交互にターンを繰り返すようなゲーム。

完全情報ゲームの場合、互いにGTOを取った場合に先手必勝、後手必勝、或いは引き分けが決定する。マルバツゲームは先手後手が互いに間違わなければ必ず引き分ける。

将棋やチェスなどの複雑なゲームの場合、終盤の詰めから考えれば必勝手番が確定するが先手必勝か後手必勝かは最序盤では解明できていないと思う。今現在は。

 

カードゲームやボードゲーム、ポーカー、麻雀などのゲームの場合先手必勝後手必勝のように言い切ることはできないがそれでも先手有利、後手有利などはなんとなく存在する。

ポーカーでは相手の出方を見てからアクションできた方が有利だし、カードゲームなんかはやりたい事をやって相手に対応させることのできる先手の方が有利なことが多い気がする。後手にリソースを大きく持たせてバランスを取っていることが多いが。

 

要はやりたいことをやってゲームメイクする方が有利なのか、相手の出方に対応して行った方が有利なのかの違いとも考えられる。

 

人生においても、なんにおいても応用することができる。議論なんかの場合は相手に喋らせてそれに対する穴をつく反証をあげた方が楽だし、仕事や趣味なんかはあれこれ考えて対応するよりとりあえず先手打って動いて行った方がいい結果が出たりする。

 

世の中の大抵のことは2種類に分けられる。先手有利か後手有利か。どちらが有利かを見極めて取り掛かることができればあらゆる局面で優位に立つことができる。